赤ちゃんの健やかな成長を祈り、氏神様にお詣りをする儀式「お宮参り」。ハレの日を着物で迎えたいという方も多いことでしょう。そこで、赤ちゃん用の着物をレンタルする際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
(※この記事は2017年12月27日に公開したものを加筆修正しました。)
お宮参りの着物のレンタル時期と期間をチェック
赤ちゃんの健やかな成長を祝う「お宮参り」。赤ちゃんに「産着」や「初着」とも呼ばれる祝い着を羽織らせて神社にお詣りするのが一般的です。正式な時期は、男の子の場合は生後31日目、女の子は生後32日目に行うとされています。最近では参拝時期にこだわるよリ、赤ちゃんとお母さんの体調や天候を考慮する傾向にあるようです。
祝い着をレンタルする場合、お詣り直前になって「あれが無い!」「これが無い!」とバタバタしなくて済むように、なるべく早めに余裕を持って予約をするのがポイントです。衣装選びに迷う場合もあると思いますので、あらかじめネットショップや実際の店舗で下調べをしておき、いくつか候補を決めておくとスムーズでしょう。遅くてもお宮参りの8日前までに予約を済ませておくと、少し余裕が持てて良いでしょう。
レンタル期間は、郵送の場合は3泊4日~4泊5日という場合が多いようです。とは言え、当日の天候や赤ちゃんの健康状態によって予定していた日に参拝できない場合もあります。万が一に備え、レンタルのキャンセルや日程変更をする場合の条件や発生する料金を事前に確認しておくと安心です。
お宮参りの着物のレンタルセット内容をチェック
お宮参りの際に赤ちゃんが着用する衣裳には祝い着の他、よだれかけや帽子、お守りなどがセットになっていることがほとんどですが、レンタルショップによって内容が異なる場合もありますので、予約をする前に確認しておきましょう。また、レンタルした衣装が手元に届いたら、セット内容がすべてが揃っているかを着用前に必ずチェックするようにしましょう。セットにベビードレスを含むお店もありますが、割高になるうえ、祝い着を上から羽織ってしまえば、せっかくの豪華なベビードレスも外からは全く見えません。価格を抑えたい場合は本当に必要なものだけをレンタルするのもポイントの1つです。
レンタル時の送料やキャンセル料などの費用をチェック
最近のレンタルショップは、店舗に出向いてレンタルをする他、ネットや電話、FAXなどで予約・往復宅配に対応しているショップがほとんどです。その多くはレンタル料金に送料が含まれているか、送料無料となっています。あとから慌てることがないように必要経費の内容をしっかりチェックしておくのがポイントです。また、諸事情で予約を取り消す場合、キャンセル料金が発生する場合があります。商品発送前日までの場合の目安は10~30%前後ですが、商品発送後になると50~100%のキャンセル料が発生することも。商品発送前であれば無料で対応してくれる場合もありますが、いずれにしても料金設定はショップごとに異なるので、予約の際に確認をしておくことをおすすめします。
またもう1つ、費用面でポイントになるのが汚してしまった場合のクリーニング代についてです。万が一、汚してしまった場合は汚れの原因や汚れの箇所を書いたメモを同封するのがマナー。汚れがひどい場合はシミ抜き代としてレンタル料とは別に料金が発生することもあるので、取り扱いに注意しましょう。
なお、祝い着のレンタル料金は着物の品質やセット内容、付帯サービスの内容によって幅がありますが、相場は1~2万円台ですので参考にしてください。
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最後に
赤ちゃんが誕生して初めてのイベントとなるお宮参り。色も柄も豊富なレンタルは、収納や保管場所の心配もなく、手軽に利用することができます。費用やレンタル期間などをしっかりチェックし、ハレの日を迎えましょう。
丸昌 横浜店では、オールシーズンに対応した袷の祝い着だけでなく、暑い時期に対応した涼しい着心地の絽の祝い着もご用意しておりますので、お宮参りをされる時期、気候に合わせて最適なものをお選びいただけます。また、衣装発送前のキャンセルや、赤ちゃんの急な体調不良、突然の天候悪化などによるご利用日の変更は無料で対応。ご家族にとっての大切な行事が、より良い心持ちで執り行えるようサポートさせていただきます。