結婚式で新郎新婦のお母様が着用される黒留袖。ご家族の大切な晴れの日の衣装であると同時に、ゲストの方々に敬意と感謝を伝える衣装でもあるため、どんな柄を選べば良いか…と悩まれる方は多いと思います。そこで今回は、晴れ着の丸昌 横浜店ネットレンタルサイトの2024年の実績をもとに、2025年のおすすめ黒留袖をランキング形式でご紹介したいと思います。

黒留袖の「柄」にまつわる基礎知識

黒留袖は、既婚女性の正礼装（第一礼装）で、主に結婚式で着用されます。新郎新婦の母親や仲人夫人のお召し物としては、最も正統な衣装と言えるでしょう。黒留袖には、吉祥紋様、有職文様、正倉院文様などが描かれることが一般的で、これらは縁起の良い柄、華麗で高貴な柄とされています。ここには、夫婦円満や子孫繁栄といった意味が込められており、結婚というおめでたい場面を祝い、幸せを願う気持ちが表現されています。

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ここからは、晴れ着の丸昌 横浜店の2024年ネットレンタル実績をもとに、2025年おすすめの黒留袖をランキング形式でご紹介します。柄の特徴に加えて、どんな方におすすめかといったポイントも解説しますので、選ぶ際の参考にしてください。

黒留袖おすすめNo.1：束ね熨斗と亀甲

熨斗は不老長寿を意味するモチーフで、古くから縁起物とされてきました。その熨斗をいくつも重ねた束ね熨斗には、多くの人から祝福を受け、その幸せを分かち合うといった意味が込められています。亀甲や鶴といったおめでたい文様との組み合わせにより華やかな印象はありますが、落ち着いた色使いなので新郎新婦のお母様、仲人夫人におすすめです。

T467 束ね熨斗と亀甲の衣装を見る

黒留袖おすすめNo.2：波文に飛鶴

波の向こうに飛翔する群鶴の姿が映る雄大なデザイン。鶴だけでなく、松や菊、牡丹といった縁起の良い柄がふんだんに描かれており、晴れの日にふさわしい品格と豪華さを備えた一枚となっています。黒地に映える朱色の波文や牡丹の花が華やかで、40代、50代の方に若々しい印象で着ていただけます。

T389 波文に飛鶴の衣装を見る

黒留袖おすすめNo.3：雪輪に短冊流し

さまざまな願いを込めた短冊と、松竹梅を中心とした吉祥文様が描かれた、色彩豊かなデザインです。明るく淡い色使いがされているため、重々しい印象がなく、チャペルやホテルのバンケットなど洋風テイストの会場にも馴染みやすいでしょう。柄が斜めに流れるように配置されているため、ほっそり見える視覚効果も期待できます。

T459 雪輪に短冊流しの衣装を見る

黒留袖おすすめNo.4：花車に冊子文様

平安の雅な世界を描いた冊子文様と、牡丹や菊、梅に藤といった色とりどりの花々をたっぷり積んだ花車を組み合わせ、豪華絢爛な柄に仕上げた一枚。ふんだんに用いられた金色が黒地に映え、上質な煌めきを放っています。重厚感と華やかさ併せ持っており、どんな方にも品よく優雅に着こなしていただけます。

T490-2 花車に冊子文様の衣装を見る

黒留袖おすすめNo.5：鼓に風景文様

古典楽器のひとつである鼓は、音が「よく鳴る」と物事が「よく成る」の意味合いがかけられており、縁起の良い柄とされています。その鼓に金駒刺繍、金彩といった豪華な装飾を施し、まわりに菊や牡丹、梅などの花々を散りばめた柄は、絢爛そのもの。赤色のグラデーション使いがフェミニンな印象を与えます。

T679 鼓に風景文様の衣装を見る

最後に

晴れの日を祝い、幸せが続くことを願う柄が描かれる黒留袖。着る機会が限られているからこそ、納得のいく柄をこだわって選びたいものですよね。

晴れ着の丸昌 横浜店では、柄のバリエーションはもちろんのこと、風合いと着心地に優れた上質な正絹素材の黒留袖を豊富に取り揃えております。ネットレンタルサイトでは、着用される方の年代や、身長や身幅といった体格、着用される季節、ご予算などの条件から衣装を探すこともできますので、ぜひご活用ください。

また、実物を手に取って見てみたい、試着してみたいという方は、どうぞお気軽にご来店ください。ショールームには１千枚以上の黒留袖をご用意しており、その種類の豊富さは横浜随一を誇ります。お好みに合った柄選びや、合わせる小物類のお見立てのサポートをはじめ、晴れの場の習わしやマナーに関するご質問、ご相談も承りますので、遠慮なくスタッフにお声がけください。

身幅、ヒップサイズが大きめの黒留袖をお探しの場合は、「黒留袖2025年おすすめランキング：ふくよかさん篇」のページをご覧ください。

黒留袖2025年おすすめランキング「ふくよかさん」篇