結婚式で新郎新婦の母親が着用する衣装といえば、黒留袖が定番です。日本の伝統を凝縮した美しさと品格のある佇まいは黒留袖にしかない魅力であり、一度は着てみたいという方も多いはずですが、衣装選びの際によく聞かれるのが、合うサイズが見つからない…という、ふくよかさんの声。そこで今回は、身幅サイズも広く展開している晴れ着の丸昌 横浜店 ネットレンタルサイトの2024年実績をもとに、2025年のおすすめ黒留袖「ふくよかサイズ篇」をランキング形式でご紹介します!
ふくよかさんの黒留袖選びのポイント
ブラウスやスカート、パンツといった洋服と違い、着物はワンサイズで誰でも着られる…と誤解している人も多いようですが、実際には着物にもサイズ展開があり、身長や身幅に合ったサイズを選ばなければ、美しい着姿は実現しません。ふくよかな体型で、普段も大きめサイズの服を選ばれている方の場合は、着物の左右の身頃が身体をきちんと包み込めるように、ヒップサイズに注意して選ぶ必要があります。
またサイズだけでなく、柄の選び方にもポイントがあります。柄が少なく余白が多い黒留袖を選んでしまうと、ふくよかさがかえって目立ってしまうため、柄が全体的に入っているものの方がおすすめです。また柄の配置は、斜めに流れるように入っているものがベター。視覚効果でスッキリと見えるので、体型カバー力が期待できます。

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ここからは、晴れ着の丸昌 横浜店の2024年ネットレンタル実績をもとに、ヒップサイズ95〜105cm、100〜115cmに該当する身幅が大きめな黒留袖のうち、2025年のおすすめ衣装をランキング形式でご紹介します。
おすすめNo.1:花車に屏風絵
裾に描かれた観世水と屏風の上部に、牡丹や菊、あやめや藤などの四季花を盛った花車をいくつも配した優美なデザイン。落ち着いた色使いながら、花びらの縁や屏風に施された金色が華やかさを添え、洗練されたデザイン性と品格の高さを感じさせます。

おすすめNo.2:正倉院文様
金色と朱色で描かれた正倉院文様が黒地にくっきりと映え、格調の高さを感じさせる一枚です。どこかオリエンタルな雰囲気もあり、いわゆる黒留袖の荘厳なイメージとは一線を画すデザイン。洋風テイストの会場、パーティでもひときわ際立つ着こなしができます。

おすすめNo.3:雪輪と鼓
裾の部分には、落ち着いた金色で描かれた屏風柄。その上に、鶴や花が描かれた雪輪と鼓の柄が配置され、まわりを桜と松が彩っています。色使いがシックなトーンでまとまっているため、全体的に落ち着いた雰囲気で、年配の方にも着こなしやすい柄と言えます。

おすすめNo.4:流水菊づくし
デザイン化された金色の大きな菊の花びらが弧を描くように配置され、そのまわりにも小さな白い菊の花が散りばめられた、菊づくしのデザインです。菊は国の紋章にも使われており、不老長寿、無病息災などの意味を持つ高貴な花。金、朱、白の色使いもおめでたい席にぴったりです。

おすすめNo.5:雪輪花づくし
雪の結晶を丸い花のように表した雪輪の中に描かれた、百合の花や正倉院模様が何とも華やか。桜の花をはじめ、カラフルな花々が咲き誇る様子は、人生の春を祝福しているかのようです。晴れの日をパッと明るく照らすような、艶やかな着こなしが叶います。

最後に
ご家族の大切な晴れの日を彩る衣装であると同時に、ゲストの方々に敬意と感謝を伝える衣装でもある黒留袖。一生に何度も着る訳ではないからこそ、納得のいく柄をこだわって選びたいものですよね。
晴れ着の丸昌 横浜店では、柄の種類はもちろんのこと、身長や身幅に応じたサイズ展も幅広く展開しております。どれも品質にこだわった正絹素材の黒留袖ですので、風合いにも着心地にもご満足いただけるはずです。ネットレンタルサイトでは、身長や身幅といった体格の他、着用される方の年代や、着用される季節、ご予算などの条件から衣装を探すこともできますので、ぜひご活用ください。
また、実際に手に取って柄や質感を確認したい、どんな着姿になるのか試着して見てみたいという方は、どうぞお気軽にご来店ください。ショールームには1千枚以上の黒留袖をご用意しており、その種類の豊富さは横浜随一を誇ります。柄の選び方や、小物類の合わせ方のサポートをはじめ、晴れの場の習わしやマナーに関するお悩みにもスタッフが誠心誠意お応えしますので、遠慮なくお声がけください。
普通幅のヒップサイズ(85〜100cm)で黒留袖をお探しの場合は、「黒留袖2025年おすすめランキング」のページをご覧ください。
